月別アーカイブ: 2015年5月

化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1クール3週目

2014年10月29日、ddTC療法1クール3週目。

採血の結果、好中球数が1392 L(先週) → 588 L/mm3(μl)にまで下がった。
日本化薬株式会社の適正使用情報(2012)によると、

マンスリーおよびddTC療法1週目(day 1) 2剤投与の投与基準は
好中球数≧1,000/mm3 、血小板数 ≧ 75,000/mm3
ddTC療法2,3週目(day 8,15) 1剤投与の投与基準は
好中球数 ≧ 500/mm3 、血小板数 ≧ 50,000/mm3

今回は3週目なので好中球数は500/mm3 必要。588はギリギリだった。
3000台→1300ちょい→588って、1回打つごとに半減してるんじゃない?もう次は打てないんじゃない?と先生に聞いたら、
「大体副作用がキツいのは1週目(day1)の2剤の日。その影響は2週間後、つまり3週目の今出てくる。来週は少し持ち直してる筈」。

手洗い、うがい、外出時マスクを徹底すること、発熱したらすぐ病院に知らせることを繰り返し確認された。
生ものを避けた方がいいかと聞いてみたら、ちょっと考えて、バランスを欠いたり体重を減らされても困るので、あまり神経質にならなくてよいとのこと。

何か白血球をガツンと増やす方法はないんですか、と聞いてみると、「他の患者さんが胸骨と背中を押すと増えると言ってましたねえ・・・」と。
そこに医学的補足はないんか。

後で調べると胸骨では白血球を作っているらしい。そこを刺激すれば増えるという理屈なんだろうか。
食事では増えず、運動や体温を上げることで増えるらしい。外出は感染リスクを伴うが、引きこもっていてはダメということだ。

肝心の抗がん剤投与はスムーズに終了。ちょっと慣れてきたようだ。

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その他

卵巣欠落症候群対策その1: 漢方

診察の時、ホットフラッシュ対策として、加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方を処方された。

漢方は飲みづらい。まずいし、量が多い。
服薬補助商品として思い浮かぶのは、ゼリー、オブラート、カプセルあたりか。
らくらく服薬ゼリーはコスパがイマイチ。

取り敢えず基本のオブラートを買ってみた。袋型とかカップ型とか、今は色々工夫されている。
でも所詮はオブラート。もたもたしているとすぐ口内で溶けてしまい、漢方の苦みが溶けたオブラートのとろみをまとって口いっぱいに広がり、ツラい。

結局ブランクカプセルを買って、せっせと詰めて飲むことにした。あまり出かけられないので通販で探す。セブンネットで取り扱いがあり、コンビニ受け取りだと送料がかからないのが良かった。
0001183171-1

海外のサプリみたいに巨大なカプセルは飲みづらいので、ぎりぎり飲めそうな0号を選んだが、漢方は量が多く、1回分で3カプセル使ってしまう。
詰めるのは面倒だしそこそこ大きなカプセルで半端に飲みづらいし。これをずっと飲み続ける自信はない。
次回診察時もう一度相談してみよう。

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1クール2週目副作用

抗がん剤1クール2週目は吐き気を感じなかった。
代わりに猛烈な倦怠感。寝ていても疲れる。
そして、何だか分からないが落ち着かない。身の置き所がなくて、どこでどんな体勢をしていてもしんどい。
投薬日から数えて3日目、4日目が特に辛い。
デパスを飲んで布団かぶって寝てしまうしかなかった。

そして抗がん剤を始めてジャスト2週間。緩やかに脱毛の兆しが現れた。
入浴時、頭髪が流しても流しても数本抜けてくる。前日お風呂に入らなかった程度の量。タオルで拭くとまた更にパラパラと落ちる。
髪を短くしておいて本当に良かったと思える。精神的ダメージが全然違う。

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