タグ: 吐き気

化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法6-1副作用総動員

最終クール1週目の副作用は、結構しんどかった。
投薬が終わって帰宅したその日から、手足の痺れが一段階進んだ。ビリビリと音を立てそうな痺れっぷり。

翌朝からむかつき
大体しんどさがピークを迎える3日目の朝は、気分が悪く朝食をパス。
その後吐き気に変わりトイレに駆け込んだ。ちょっとえずく程度で嘔吐には至らず。むかつきが「吐き気」にまでなったのは久しぶりだ。

口の中の水分がなくなり苦味が残っているような嫌な感じ。炭酸飲料やハーブのど飴、ミントガムでしのぐ。
その後も日中は吐き気、むかつきがありしんどい日々を過ごした。

少しおさまった隙を見てトムヤム春雨とデコポンを食べられたのを皮切りに、パスタの腕前はなかなかのものなニコちゃんこと夫が蟹ペペロンチーノを作ってくれたのでそれも平らげた。
すっぱいCCレモンを箱買いして飲んだ。
少し元気が出たので散歩にも行けた。やはり起きられる時には少しでも起きて、日常に巻き込まれてしまった方がいい。
遅い時間になってから温豆腐と梅干しご飯をいただいた。
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投薬後5日目になりやっと吐き気収まる。
頑張って食べたにもかかわらず、週の終わり頃体重は2.4kgほど減っていた。

そして、比較的初期に出ると言われている関節痛筋肉痛が、今頃になって出始めた。

最終クールということで、週半ばにCTを撮った。まだ終わってないのに、CT撮影に関してはいつもせっかちな先生だ。

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC5-1週副作用: いろいろ出る

投薬後の週。パクリタキセルが110mlに増えて案の定落ち着かなさが出たので、体重を1kg程セーブすることにした。これで次回は100mlに戻るといいけど。

投薬翌日はどうやら顔がむくむようだ。2日くらいかけて戻っていく。
むくむのは顔だけで、他は変化がない。まぁ、余分な肉が付いていて分からないだけかも知れないけど。

口の中の乾きを感じるので、のど飴を常備するようになった。
口内が乾くと風邪のウィルスも活性化するというから、予防も兼ねて味覚糖のハーブ&ミルクのど飴10個入箱買い。ハーブの清涼感と優しいミルクの味が食べ飽きない。

髪の毛は抜けるものはもう殆ど抜けてしまった。
それでも全ては抜けず、未練がましく所々しがみついているヤツがいるため、きれいなつるっぱげより余計に見苦しく見える。ぐずぐずと思い切りが悪い所が本人そっくりだ。
ホラーなイラストに良くある、墓場の隅に転がってる所々毛髪が残ったしゃれこうべみたい。

haily skull

剥き出しになった頭皮は刺激に弱く、頭を洗うだけでもいちいち痛い。指先で出来るだけ優しく洗う。そのうち頑丈な頭皮になって痛くなくなるのだろうか。
下の毛もごっそり減っていた。

投薬から6日目のこと。朝起きてからむかつきが続き、お昼にかけて強まってきた。気にせず昼食を食べ始めたら、突如吐き気に見舞われトイレに駆け込んだ。数回えずいたが結局嘔吐には至らず。落ち着いたところで戻って普通に昼食を完食した。

その後も吐き気までには至らないものの、時々むかつきが出た。
むかつきは投薬後3~4日目までで、以降は楽になることが殆どだ。こんなに長く引きずって吐き気にまで至ったのは初めて。
えずく所まで行ったのは1クール1週目以来で、結構久しぶり。

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1クール2週目:早くも骨髄抑制

2014年10月22日。1クール2回目、day8というやつだ。
今回から外来で化学療法をやることになる。

大体の流れは
10:00 採血・体重・体温・血圧測定。
11:30 婦人科受診。採決結果を見てその日抗がん剤を打てるか検討。
12:00 外来化学療法室へ。調合された薬が届くのを待って開始。点滴の針は必ず受診科ドクターが刺すようだ。
アレルギー予防 + 吐き止め点滴30分
パクリタキセル点滴60分
13:30 終了。眠いので歩けるようになるまでしばらく休む。
会計して帰宅。

診察で採血結果を見た。早くも数値がガタ下がり。
・WBC(白血球数) (10/14抗がん剤投与前)5700 → 2900L(10/22)
※正常値3500-9100 Lマークはlowの略で低いということ。

・好中球数 (投与前)3363 → 1392L(投与後)
※正常値2000-6800(μl or mm3)

正常範囲ながら、赤血球も血小板も下がっていた。たった1回打っただけなのにこんな勢いで下がったら、なくなっちゃうんじゃないの?!

先生に先週の様子をざっと伝えた。一度強い吐き気があったこと、その時はとても吐き気止めを飲む余裕はなかったことを伝えると、頓服としてナウゼリンという座薬を処方してくれた。口から入らないなら尻から入れよってことか。
吐きそうな時に尻を出してる余裕があるかどうかは何とも言えないが、お守り代わりにもらっておく。

外来化学療法室へ。
ナースさんに注意点として言われたのは
・出来るだけ水分補給
・点滴針を刺して違和感・腫れ・痛みを感じたら直ちにナースコールせよ
・骨髄抑制で免疫力が下がっているので、外出時はマスクをすること
・毎日朝晩体温測定して、発熱していないかチェック。してたら即病院に連絡。

水分補給は体内に入った薬剤を出来るだけ早く外に出して、副作用を軽くするため。
点滴針の違和感は、薬剤が血管外に漏出すると、組織の炎症や壊死を起こすため、直ちに処置が必要らしい。…壊死だって!?

びびりながら腕を差し出し針を刺してもらい、滴下開始。すると、今までに感じたことのない痛み。
「いたいいたい痛いです」と思わず叫ぶとすぐに針を抜かれた。
穿刺失敗というやつらしい。結構痛いので分かりやすい。
最初の点滴がいきなり抗がん剤じゃなく、抗アレルギー薬と吐き気止めだったので、大事に至らなくて良かった。
色々勉強になるなあ。嫌だけど。

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