タグ: day 8

化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法4クール2週目: おやつ持ち込み

2015年1月13日、ddTC療法4クール2週目(day 8)、パクリタキセル単剤の日。

正月休みで回復した白血球貯金が残っているのか、好中球数も1200といい調子。
熱が出ていないか確認されたくらいで、さっさと診察終了。何もないと診察がすぐ終わる。

外来科学療法室へ。この日の針刺し担当は以前失敗しまくった医師で、こちらも緊張する。
やはりなかなか刺せそうな血管が見あたらない様子。意を決して手首近くの普段は使わない血管に豪快にイン。一発で決まったのは良かったが、盛大に血が逆流してきて噴き出した。針跡が残りにくいよう、わざわざ逆流防止弁が付いていないタイプの針を使っていることを忘れていたようだ。
出血は血管にちゃんと針が刺さっている証拠なので、誰も動じなかった。別に痛みもないので、何度も刺されるよりこちらも気が楽だ。

2eb77b8d27f786437d7d0521fa8852f3_s
photo by photo AC

ちょうど昼時になるので、お弁当や売店で軽食を買って持ち込んでいる人が多いが、私は4クール目に入っても投薬中そこまでの食欲は湧かない。
水分を沢山摂るためペットボトルのお茶、それに口さびしさを補うためすっぱい系のグミを持って行くのがいつものスタイルになった。お気に入りはGOCHIグミかむかむシリーズ。

にほんブログ村 病気ブログ 卵巣がんへ
化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1クール2週目:早くも骨髄抑制

2014年10月22日。1クール2回目、day8というやつだ。
今回から外来で化学療法をやることになる。

大体の流れは
10:00 採血・体重・体温・血圧測定。
11:30 婦人科受診。採決結果を見てその日抗がん剤を打てるか検討。
12:00 外来化学療法室へ。調合された薬が届くのを待って開始。点滴の針は必ず受診科ドクターが刺すようだ。
アレルギー予防 + 吐き止め点滴30分
パクリタキセル点滴60分
13:30 終了。眠いので歩けるようになるまでしばらく休む。
会計して帰宅。

診察で採血結果を見た。早くも数値がガタ下がり。
・WBC(白血球数) (10/14抗がん剤投与前)5700 → 2900L(10/22)
※正常値3500-9100 Lマークはlowの略で低いということ。

・好中球数 (投与前)3363 → 1392L(投与後)
※正常値2000-6800(μl or mm3)

正常範囲ながら、赤血球も血小板も下がっていた。たった1回打っただけなのにこんな勢いで下がったら、なくなっちゃうんじゃないの?!

先生に先週の様子をざっと伝えた。一度強い吐き気があったこと、その時はとても吐き気止めを飲む余裕はなかったことを伝えると、頓服としてナウゼリンという座薬を処方してくれた。口から入らないなら尻から入れよってことか。
吐きそうな時に尻を出してる余裕があるかどうかは何とも言えないが、お守り代わりにもらっておく。

外来化学療法室へ。
ナースさんに注意点として言われたのは
・出来るだけ水分補給
・点滴針を刺して違和感・腫れ・痛みを感じたら直ちにナースコールせよ
・骨髄抑制で免疫力が下がっているので、外出時はマスクをすること
・毎日朝晩体温測定して、発熱していないかチェック。してたら即病院に連絡。

水分補給は体内に入った薬剤を出来るだけ早く外に出して、副作用を軽くするため。
点滴針の違和感は、薬剤が血管外に漏出すると、組織の炎症や壊死を起こすため、直ちに処置が必要らしい。…壊死だって!?

びびりながら腕を差し出し針を刺してもらい、滴下開始。すると、今までに感じたことのない痛み。
「いたいいたい痛いです」と思わず叫ぶとすぐに針を抜かれた。
穿刺失敗というやつらしい。結構痛いので分かりやすい。
最初の点滴がいきなり抗がん剤じゃなく、抗アレルギー薬と吐き気止めだったので、大事に至らなくて良かった。
色々勉強になるなあ。嫌だけど。

にほんブログ村 病気ブログ 卵巣がんへ