日別アーカイブ: 2015年5月25日

その他

とまどう義父母

ニコちゃんこと夫が所用で彼の実家に顔を出してきた。義父母も心配してくれていたそうだ。
義実家は車で1時間ほどの距離にあるが、入院前と退院後に報告に行ったきりご無沙汰だ。
基本あっさりしているが決して冷淡ではない、とてもいい距離の取り方をしてくれる人たちだ。

病気について報告した時も、そう分かったお大事にね、とさらっと言っておきながら入院当日に励ましの電話をくれたり、化学療法で投薬が続くと知ると黙って癌封じのお守りを持たせてくれたりと、決して押しつけがましくなく思いやってくれる。

e0da39a5cde069684c412423b0fabef7_s photo by photo AC

そんな義父母が、こっそりニコちゃんに聞いてきたらしい。抗がん剤を打つなんて、本当はもっと病状は悪いんじゃないの? 先生は何か言ってなかった?

心配な気持ちもあり、色々聞きたい気持ちもあり、でも実際の所癌患者とどう接していいのか分からず、私の前で面と向かって聞くに聞けなかったようだ。

癌とか抗がん剤とかのイメージってそうだよなぁと納得。
2人に1人ががんになるご時世なのに、がんと聞くと何故か身構えてしまう。”死にゆく人” と同義にとらえ、かける言葉に窮してしまう。

別に悪いことしてるわけじゃなし、ニコちゃんは情報はフルオープンにしている、今後も何かあったらすぐ知らせるから、と説明し分かってもらえたようだ。
もう治ったから!100%心配いらないですよ!と言い切れないところが悩ましい。

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