日別アーカイブ: 2015年5月9日

その他

開腹手術縫合跡保護テープ

卵巣癌の開腹手術では、ヘソの上からヘソをぐるりと迂回してまっすぐ20cm程斬り下ろした。傷の痛みは殆ど気にならないが、傷跡は赤く太い線となって生々しく残っている。

人間の皮は二層構造で、下に真皮、上に表皮がある。最近では下の真皮部分だけを縫い合わせ、上の表皮はそっと合わせてテープで止めるだけの埋没縫合が多いらしい。
こうすると傷跡がきれいなのだとか。

術後の傷跡保護テープは、そのまま自然に剥がれるまで貼り続けておくよう言われた。
自然に剥がれた後でも別途医療用テープを調達して貼り続けておくと、傷の治りが早いと退院前に教えてもらった。調べてみると、テープは何種類か市販されていた。
マイクロポア
ステリストリップ

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基本ただのテープで、何か薬効成分が含まれているわけではないらしい。
貼り方、貼る目的などこちらのサイトがわかりやすかった。

ケロイド状になったり、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と言って過剰に赤く肉が盛り上がってきてしまったら、ドレニゾンテープというステロイド入テープを使うようだ。こちらは市販されていない。

早速ステリストリップを注文してみた。こちらを選んだのは病院で使われていたものに似ていたからと、マイクロポアは若干ベタつくというレビューを目にしたから。
白色と肌色が選べた。
面倒臭いので半年分くらいまとめ買いをしてしまったが、かぶれたら中止した方がいいので、皮膚の敏感な方は少量からお試しを。

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