ここへきて、血小板減少の影響が如実に表れてきた。
まず鼻血。威勢良くどばどば出るわけではなく、気がつくとぽたり、と落ちている。鼻をかんだり、頭に血が上ったりしてるわけでもない、何でもない時に出ている。
そして排便時鮮血が混じる。これまた特にいきんだわけでもないのに、便器が真っ赤になっていたりする。
どちらも出血量は大したことないのに、いやーな感じだ。
鼻と言えば、副作用の脱毛で鼻毛も一本残らず抜けてしまった。ひっかかりがなくなったおかげで鼻水がすごい勢いで流れ出てくる。あっ鼻水出そうと鼻の奥で感知したと思ったらもう垂れているといった感じだ。
photo by Sippanont Samchai
末梢神経障害については、徐々に食器を割ったり、箸やフォークを取り落としたりし始めた。地面に落ちた音を聞くまで、手から離れたことが分からない。
手指がどれ程繊細な感覚を持ち、どれだけ多くの情報を得ていたか、それを失うことがどんなに苛つきもどかしいことか、こうなってみて初めて知った。全ての動作において投げやりな気持ちになってしまう。心の感性まで鈍っていきそうだ。
相変わらずお腹の張り感が強い。実際腹も出ているように見える。
満腹になるまで食べてしまうと良くない? 押すとちょっと痛みもある。
時々腹回りの筋肉がピクピクと痙攣するように勝手に動いて気持ち悪い。
一方で、ようやくうつ伏せの体制が取れるようになってきた。まだちょっと腹部の傷が突っ張るような感覚はあるけど、寝っ転がってスマホをいじってみた。
起き上がる時少し痛みが走る。
ぽっこりお腹が気になって、入浴時腹を引っ込めて手で抑えてみたらそのまま平らなお腹になった。腹圧で腸が出っ張っていただけで、しこりや脂肪ではなさそうだ。腹筋縦に切り裂かれたからなぁ。
適度な運動で腹筋を取り戻せば平らなお腹になれるかも!
試しに少し腹筋をやってみたが、内臓のあちこちに痛みのような違和感があり、結構しんどい。でも傷は治っているわけだからやってもいいんじゃないかな。