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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法5クール1週目: 強心臓ならぬ強腎臓

2015年1月27日、ddTC療法5クール1週目(day 1)、パクリタキセル+カルボプラチン2剤の日。

ドキドキの好中球数は988。投薬に必要な1000には僅かに足りなかったが、医師判断で強行。私も異存はなかった。

血液検査の結果を眺めながら、先生は「あなたの場合クレアチンに出ないんだよなー、いいことなんですけどね」と不思議そうに呟いた。
抗がん剤は肝臓や腎臓に負担をかけるので、白血球だけではなくそういった内臓の状態も血液検査で毎回チェックしているそうだ。クレアチンは腎臓の機能低下をみる指標だという。確かに投薬開始からこの数値はビクともしていなかった。

調子良く食べていて体重が増えたせいで、パクリタキセルの量が10ml増え、再び110mlに戻った。
またこれでしんどさが出るんじゃないかちょっと心配。
体表面積などから毎回きちんと計算しているんですよ、とエクセルの計算式を見せてくれた。
こんなに大事なことなのに、計算式を入れてセルを保護しただけの手作り感ありありのエクセルシートでやってるのかと思うと、可笑しいやら不安になるやら。

途中薬剤課から、カルボプラチンの量が少ないのではないかと問い合わせが入った。計算尺が違うらしい。
短いやり取りの結果、先生がエクセルで計算した通りの「少ない方の」量で決行。
計算方法には2通りあり、欧米型の計算方法だと量が多くなって体に負担が増え、投薬を続けられなくなるケースが多いそうだ。だから先生判断の方でよかったと思う。
せっかくお金かけて色々犠牲にして投薬しているので、確実にやってもらいたい。

2/27午後に次回CTの予約が入った。

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