RANSOUGAN DAYZ

そろそろ帽子だけではごまかしがきかなくなってきたので、ウィッグいわゆるヅラを購入した。

選択肢はざっと分けて2つ。
・医療用ウィッグ – 試着してオーダーメイドでカットしてもらえるなど、アフターケアが行き届いている。人工頭皮の作りがよく分け目が自然。通気性が良い。高価で、数万～数十万。
・ファッションウィッグ – チープな作り。売りっぱなし。イケイケから架空キャラまでヘアスタイルのバリエーション豊富。安い。数千～数万。

ウィッグは医療用であろうがなかろうが、医療費控除の対象外(2015年現在)。 出来るだけ安くあげたい。
ひとまず安いファッションウィッグを数点買って、我慢出来ない品質だったらいいのを買うことにした。

まずは押さえとして無難な帽子用ウィッグを買った。ネット状キャップの周りだけにぐるりと毛髪が付いていて、帽子と組み合わせて使用するタイプ。軽くて通気性がいい。帽子が風で飛んだらいきなり沙悟浄なので、強風の日は避けたい。

無難な黒髪ショートのフルウィッグも購入。
あとはせっかくだから普段しない格好をしてみようと思い、茶髪ゆるふわカールと黒髪ストレートベリーロングなどをチョイス。

アフロも迷ったけど、さすがにピンクとかはちょっと･･･と自重した。いや別にピンク以外もあるんだけど。

大体1点￥3000～￥5000だった。この価格帯のファッションフルウィッグに共通していたのは、前髪の自然な立ち上がりがなく、海苔を貼り付けたみたいにぺったりと額に貼り付く上、長すぎること。大体全てにおいてカットやブローが必要だった。カットは一発勝負なので緊張する。

また、「自然なつむじ！」「ナチュラルな人工頭皮！」というのはウソっぱちで、注意して見れば即バレである。日中は帽子ありで、夜ならそのままでも行けるかな。
まぁバレたところで「それヅラでしょ？」とか言われる筈もなし。あれヅラだと思う～、と悶々とするのは見てしまった相手なのだから気にしないことにする。