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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法4クール1週目: CT結果

2015年1月6日。ddTC療法4クール1週目(day 1)、パクリタキセル+カルボプラチン2剤の日。

12日ぶりの通院。年明け一発目の病院は激混みだった。
気持ちが高ぶったのか何故か検温で37℃あり、ナースさんを心配させてしまった。
好中球1710で決行。年末年始リフレッシュのおかげか、正常値2000に迫る勢いで嬉しい。
リリカの副作用が酷かったからやめたことを伝えた。先生は「ええ、そんなになりましたか」と驚いた様子で、どうもリリカの副作用についてあまり把握していなかった模様。

CT結果、マーカーともに異常なしだったので、このまま化学療法後半戦突入が決定した。
CT所見のコピーをもらった。内容は以下の通り。( )内は私が分からなかったので調べて追加したもの。

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骨盤内に再発を考える有意な腫瘤形成を認めません。
肝臓:metastasis(転移)を考える有意な異常density(密度濃度)、SOL(占拠的病変)を認めません。微小嚢胞複数+。
胆、膵、脾、副腎に著変を認めません。
左腎に微小嚢胞+。水腎症を認めません。
明らかな腹水を認めません。

肺野右中葉に前回CTと同様淡い小結節影。炎症や瘢痕性変化を疑いますが経過観察ください。
他瘢痕性変化を散見も新たな異常陰影を認めません。
頸部、鎖骨上窩、肺門縦隔に有意なLN(リンパ節)腫大を認めません。
胸水を認めません。
左乳腺B領域に前回CT同様淡い高濃度結節。近傍の結節は前回CTよりもやや内部濃度が低下も、形状には大きな変化ありません。
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要するに現段階で再発転移を疑う要素はないけど、嚢胞とか結節とかはあるよ、ということ。この年になるとシミとかぶつぶつとか出来るのは顔の表面だけじゃないらしい。
嚢胞も結節も気分のいいもんじゃないけど、あまり気にしないで一緒に生きていくしかない。

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法3クール3週目

クリスマスイブがやって来た。冬はイベントが多い。
闘病していても、クリスマスもお正月も待ってはくれない。私以外の世の中は平常運転である。

イブの日はカメラを持って海辺を犬と散歩した。海岸は風が強く、ヅラや帽子が飛ぶんじゃないかと気になって撮影に集中出来なかった。

帰りにケーキ屋さんに寄ってクリスマスケーキを引き取って来た。
クリスマスディナーはイベント大好きな男ニコちゃんこと夫のお手製。
バジルとモツァレラのトマトスープにチキン、たっぷりのサラダ。普段はトマトスープはあまり好まないのだが、今の体調だと酸味が心地よく、バジルの香りも手伝って食が進んだ。幸せな気持ちでお腹いっぱい頂いた。
ファイル 2015-07-02 15 09 51

一番薬が抜けた体調のいい時にクリスマスイブを迎えることが出来、リフレッシュして投薬日を迎えた。


 

2014年12月25日。ddTC療法3クール3週目(day 15)、パクリタキセル単剤の日。
やっと折り返し地点に到達した。

好中球900で化学療法問題なく決行。各項目にジワリとL表示が増えてきたが、先生からは特に言及なし。
先生本と好中球数しか見ていないし気にしていないみたいだ。

指の痺れがどんどん酷くなることと、腹の張り感を訴えた。
指の痺れについてリリカという神経障害の薬と、便秘の液状の頓服ピコスルファートナトリウムが新たに処方。

投薬時、パクリタキセル溶剤のアルコールによる顔の紅潮も目立たなくなった。体が慣れてきたのかも。少しお酒に強くなっていたりして?

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法3クール2週目: 穿刺箇所不足

2014年12月16日、3クール2週目(day 8)、パクリタキセル単剤の日。

心配した好中球数は1200 mm3(μl) 。先週2剤打ったのにめっちゃ増えてる。骨髄抑制は遅れて来るので、休薬して増えた分が今出てきたのだろう。

ウィークリー投与はマンスリーの3倍多く針を刺す。
血管は皮膚と同じで、一度刺した箇所はかさぶたみたいに固くなるそうだ。かさぶたの上からは刺しづらいので次々場所を変えるのだが、段々針を刺すところがなくなってきた。

元々女性や老人の血管が細いのは力仕事をしないせいらしい。筋肉を使うとどんどん血液を送り込む必要があるから血管が太くなるそうだ。って今言われてもどうしようもない。
血管を探す先生の顔に焦りが見え始めたので、温存していた右腕を差し出した。利き腕の方がやはり筋肉を使うせいか、若干血管が太いようで、すんなり入った。

最近家で服用している薬は
制吐剤 ノバミン 0~3錠/日
手足の痺れ対策 メチコバール 3錠/日
下剤 マグラックス 1~3錠/日
整腸剤 ビオフェルミン1錠/日
眠剤 レンドルミン 1錠/日

下剤について。元々便秘知らずだったし、化学療法を初めてから特に酷い便秘になったわけではないが、少しでも滞ると腹が張ったような気になり不快。
治療中は他にも身体の不快は沢山あるので、取り除ける不快要素は取り除こうと思い、基本的に毎日下剤を飲んでいた。

眠剤について。元来横になれば1分で寝られる体質だったが、治療を始めてからはっきり不眠気味になった。
少し寝付けないと色々ネガティブな考えが頭を巡るので、恐らくは精神的な要因が大きいのではないかと思う。
体力を落とさないためにも睡眠はしっかり取りたいので、こちらも毎日眠剤を飲むようにした。

これまで頭痛薬以外は殆ど薬を飲まない生活をしてきたが、生来薬は効きやすい体質。どの薬も良く効いてくれる。肝心の抗がん剤もばっちり効いてくれますように。

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