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その他 化学療法(抗がん剤治療)

脱毛絶好調

抗がん剤開始から3週目はものすごい勢いで脱毛が進行した。

普段からパラパラと髪が落ちる。都度コロコロで除去。思い立って食品工場で使うような、不織布キャップをかぶってみた。家の中ではこれで過ごせば髪が落ちない。脱いだらそのまま丸めて捨てられる。

どうせ抜けるものなんだから甘やかしてもしょうがないと思い、低刺激シャンプーも使わず洗い方も普段と同じを貫いたところ、面白いように抜ける。
洗い流すと排水口が見えなくなるくらいだ。バスタオルにも沢山付く。
一度の洗髪で排水口に溜まった髪の毛が以下の画像(微グロ注意)。思わず写真撮っちゃった。

ファイル 2015-05-09 15 01 41反転 ※ あんまりな画像なんでさすがに反転加工しました。

毎晩髪を洗い、タオルドライ後体についた毛を流す→ 浴室で髪を乾かす。ドライヤーで髪の毛が次々と吹き飛んで浴室の壁にへばり付く。→ 浴室中に散った抜け毛を流し、使ったタオル類と洗面所をコロコロして回るという一連の作業が超面倒臭い。もー抜けるんなら1日で全部抜けてくれんかな-。

冷静に考えればショッキングな光景ではあるのだが、悲嘆に暮れる暇もなく、舌打ちしながらコロコロを使ってとにかく目の前の大量の抜け毛処理に集中せざるを得ないこのド現実的な行動が、精神衛生上はむしろ良い作用をもたらす気がする。

本人より始終目にする家族の方が辛いらしいねと言うと、繊細な男ニコちゃんこと夫は少しウルッと来ていたようだ。
確かに容貌が変わってつい目が行ってしまうことはあり、視線が私を傷つけるのではないかと心配であること、吐き気で苦しんで食べられなくなったりする方が見ていて辛いので全く問題ないよ、と気丈に答えてくれた。

掃除機をまめにかけるけど気にしないで欲しいと逆に言われた。まめな掃除は感染対策にむしろありがたい。
今後は出来るだけルームキャップなども活用して行こう。ぼちぼちかぶり物を探し始めることにする。

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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1-3週目副作用

あらたに出てきた副作用。
指先の痺れ。抗がん剤を打ち始めてから16日目頃に発現。最初は軽い違和感に始まり、数日で第一関節部分にはっきりとした痺れを感じる。遂に来たかという感じ。でもこの頃はまだ軽く考えていた。

便秘。元々お通じには苦労していなかったのに、抗がん剤が始まってから滞るようになった。
ちょっと出ないと腹の張りを感じ、それが腹に卵巣癌を抱え込んでいた時を思い出させてイヤな感じがする。

術後腹筋が弱っていてきちんといきめない。また普段より食事量が落ちて水分摂取量が減っているため、ここは素直に毎日マグラックスのお世話になる。

マグラックスは腸内に水分を引き寄せ、便を軟化させる薬で、お腹が痛くなることもなくスムースなお通じを迎えられる。習慣性も少なく、長く飲み続けても問題ないらしい。

脱毛。起きた時枕に抜け毛が10数本付いている。頭頂部の地肌が目立ち始め、髪のツヤがなくなった。もう栄養供給されてないのだろう。

この週でみるみる頭頂部が見え、サイドもぺったんこになった。さすがにこのままではもう外を歩けないが、元々髪量は多いので、まだ帽子でごまかせるレベル。

写真 2014-11-05 1 41 49改

後頭部上から撮影

写真 2014-11-05 1 42 32改

頭頂部前から撮影


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