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入院(手術)生活

術後3日目: 咳と貧血

夜通し喉の傷で痰が絡み、咳が腹に響いて悶絶する痛み。眠るどころではなく、夜中にナースコールして痛み止めを頼んだら座薬を入れてくれた。

8:00 執刀医のK医師回診。色々不自由な点を訴える。
現在1日3回痛み止めが出ているが、深夜の分を追加し1日4回になった。下剤、咳止め、入眠剤を併せて出してくれるとのこと。

9:30 ドレーンと背中の硬膜外麻酔の管が抜かれた。
随分スッキリした。傷口も綺麗だという。
シャワーを浴びてもいいそうだ。沢山歩いてください、後はお通じですね、と。

感染予防の抗生剤と貧血対策の鉄剤をずっと点滴している。
貧血の値は実は時間差で術後より悪くなっているそうだ。引き続き輸血は考えていないので、鉄剤補給と食べて自力で戻して行きましょう、とのこと。鉄剤は飲み薬でも出ている。
貧血のせいか、フラフラするのと頭痛がしんどくて朦朧としていた。

冷蔵庫とTVのコンセントが入ってなかったことを知る。ここまでそれどころじゃなかったから。ニコちゃんが置いて行った大事な梅干にもしものことがあったらご飯が食べられなくなっちゃう…。

昼食フラフラしつつ無理矢理半分食べる。フラフラなどないかのように薬を飲み、歯を磨いているうちに段々良くなって来たので、ステーションまで氷枕をもらいに術後初めて廊下を歩いた。痛くて背筋を伸ばせないため、かわいそうなくらい猫背になってよちよちと10mくらい?
ちょうどマットレスとシーツが交換され、快適な環境になった。

午後になって最後の点滴が終了。導尿、ドレーン、硬膜外麻酔、そして点滴がとれ、繋がれているものが全てなくなってようやく自由の身になった。

14:30 まだ貧血が治っていないので、個室のシャワーではなく座って洗える広い浴室を抑えてくれた。そこで初シャワー。
意外と普通に浴びられた。何故かこの時はふらつきもなかった。

チューブ類から解放されシャワーを浴びただけでこんなに爽快な気分になれるとは。
まだまだ腹筋は使えないけど、体の回復の早さに自分で驚く。

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