タグ: 水溶性帯下

退院後

退院後初外来: 謎の液体の正体

2014年10月3日、退院後初めての外来受診。
開口一番茶色い水溶性帯下の事を報告。予想外だったようで内診になった。

手術で子宮を取った後、膣と子宮が繋がっていた部分は穴が空くので、縫って塞いである。
調べたところ、その縫い目が一部ほどけているそうだ。

膣のほつれた穴はそのまま腹の中に直結しているので、そこから体内にまだ残っていた術後の体液が流れ出していたらしい。自前ドレーンだ。
そういえばドレーンが刺さってた時と同じような色の液体だった。
「でももう自然に塞がりかかっているのでこのままで大丈夫でしょう」
と軽く消毒だけされて処置は終わった。

その言葉通り、以後次第に茶色い液体は少なくなって行き、数日後には出なくなった。
体内にまだ残っている排液は、自然に体に再吸収されるので心配ないそうだ。

ホットフラッシュについては恐らく卵巣欠落症状だろうとのこと。漢方やホルモンパッチによる補充という方法があるが、今後の治療との兼ね合いがあるのでもうちょっと待ってと言われた。

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退院後

退院後: ホットフラッシュと謎の液体

退院後しばらくしてから、眠剤を飲んでも夜中に何度も目が覚めるようになってしまった。何だか暑くて布団をはだける。
そういえば日中も、気温に変化はないのに突然暑くなって汗ばんで、羽織り物を脱いだり着たりするようになった。

いよいよ卵巣欠落症状が来たらしい。 卵巣を取る=強制閉経なので、更年期障害の症状が出ると聞いていた。主な症状は
・苛々など気分変調
・骨密度が下がる
・急に火照りを感じる、のぼせる(ホットフラッシュ)
・動悸 などなど

ホットフラッシュは着ているものがぐっしょり濡れる程滝のような汗をかくイメージだった。
実際はそこまで激しくなく、急に暑く感じてほんのり汗ばむくらいなのでしばらく気付かなかったけど、そうかこれがホットフラッシュか。不自由という程ではないものの、地味に不快だ。

もう一つ気になることがあった。退院5日目辺りから、トイレに立つと当てていたシートに茶色い液体が付着しているのだ。古い血液を何倍にも薄めたような水っぽいものが。
次第に量が増え、薄手のシートでは受けきれなくなってきた。もう使うことはないから処分しようと思っていた生理用シートが必要かと考えていた矢先。

「何だこれ…!」
退院8日目の朝、起きたら薄茶の茶色い液体が大量に出ていて、まるで失禁したかのようにパジャマからシーツまでぐっしょり汚してしまった。
まだ動作がままならずニコちゃんに洗濯させる羽目になってしまい、猛烈に情けない気分になる。
痛みは特に感じなかった。
謎の水溶性帯下はこの日をピークに、その後もしばらく続いた。

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