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化学療法(抗がん剤治療)

初めてのddTC療法:退院(1クール1週目)

2014年10月16日 退院日。

昨日まではなかった胸のむかつきを感じるが、吐き気には至らず。
午前中1回だけ紅茶色をした尿が出た。ヘンなもの入れるなと腎臓が文句を言ったのだろうか。

処方された薬は、吐き気止めノバミンと抗不安薬のデパスだった。
前回術後の吐き気に使って効かなかったテルペラン(プリンペラン)は今回外してくれた。
ナースさんと相談の上、吐き気があろうがあるまいが、予防的に1日3回ノバミンを服用し、適宜デパスを併用することになった。吐き気が起こってから吐き気止めを飲んでも効きにくいからだ。

精算して退院。今回は差額ベッド代なしで、合計¥259,530の3割負担に自費分諸経費で、支払いは¥80,499だった。
前回は10日間入院+手術までして保険内の支払い分は¥89,688だったのに、今回はたった2泊3日で殆ど同じ値段だ。抗がん剤バカ高い!

家に戻るとむかつきもおさまり、食事も普通に取ることが出来た。
ニコちゃんこと夫が優しい目をして、「治療中はずっと俺が食事を作るよ。食べられるもの・食べたいものを言ってくれれば用意する」と宣言した。そんなことを言ったら本当にやってしまいますよこの男。

厳密には今は根治治療中であってもう体に癌はない、筈。だから本当はもう病気ではないのだ。
いつまでも病人面しないで、甘えずに出来ることは自分でやっていこうと思う。
ニコちゃんは「じゃあ、○○やって、と声はかけないから、出来そうなことを出来そうな時に自発的にやってくれればいい」
そう言ってくれた。
ああ神様、頑張り屋の男ニコちゃんが倒れる前に、早く元気にならなくちゃ。

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