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化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法2-3: 副作用噴出その1

2クールを終え、抗がん剤を始めてから1ヶ月を経過した。
思えばこの頃がもっともしんどかったかも知れない。

良かったことは、エストラーナテープのおかげで、ホットフラッシュとわざとらしい動悸が消失した。(→ ddTC療法2クール2週目:ホルモン補充療法開始)
お陰様で夜殆ど目が覚めることなく眠れるようになった。

新しく出てきた症状としては、
・急に歯の噛み合わせが気になり始める。以前とどこも変わっていないのだが、気になって噛みしめたり歯を浮かせたりとこれまた落ち着かない。
・鼻をかむと固まりかけた血の塊が出てくる。粘膜が弱っているせいか、あるいは血小板が減ってきたのだろうか?

末梢神経障害(指先の痺れ)。 はじめは大して気にしていなかったのに、この頃から辛い副作用ナンバー2に躍り出た。

「体の一部が他人」というどうしようもない違和感がずっと続く不快感。
この「ずっと」という所に気持ちが行ってしまうと頭がおかしくなりそうなので、出来るだけ意識を向けないようにする。せめて○○している時だけは痺れが消えている、という瞬間があればマシなのに、寝ても覚めてもつきまとう。

2クール1週目に処方されたメチコバール(ビタミンB12)に加え、アセチルLカルニチン+αリポ酸のサプリメントを購入して飲み始めた。

aLc

購入したのはsource naturals社製で、直径約2cmのカプレットタイプ。ギリギリ不快感なく飲めるサイズかな。
1錠中に
アセチルL-カルニチン 500mg
アルファリポ酸 150mg
が含まれている。これを1~2錠/日とやや多めに飲んでいる。

末梢神経障害対策にちらほら名前を見かけるので、お守り代わりに。
※ 参考
がんサポート タキソールのしびれ対策

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ddTC療法2クール2週目:ホルモン補充療法開始

2014年11月11日、ddTC療法2クール2週目(day 8)、パクリタキセル単剤の日。

血液検査の結果、WBC(白血球数)は2100。低いけどまだOK。
好中球数は前回 1066 → 今回 714Lと再び3桁まで下がったがまだ余裕。

そんなことより卵巣欠落症状のホットフラッシュが辛いんでいい加減何とかしてくださいと先生に頼んだら、やっとホルモンパッチが処方された。
これで飲みづらい漢方薬から解放されるやっほーい!
エストラーナテープという、エストロゲンを補充するシールだ。2日ごとに貼り替える。
臍より下でベルトやゴムで圧迫されない部分に、左右かわりばんこに場所を変えて貼るそうだ。
ファイル 2015-05-25 11 23 47

医師がなかなかホルモンパッチを処方したがらなかったのは、婦人科がんリスクが上がるせいらしい。
お陰様で子宮と卵巣はもうないから心配ないが、まだチチがある。乳がんリスクがアップするのだ。

しかしこれには諸説あるようだ。
5年以上ホルモン補充療法を続けると乳がん発症リスクが高まるという研究(2009)
日本人ではホルモン補充療法は乳がん発症リスクにならないという研究(2008)
・むしろエストロゲン単独療法ならば乳がん発症リスクは減少するという研究(2011)

取り敢えずお医者さんの言うことを信じて、発症リスクはあるものと考え、定期的に乳腺エコー(超音波)検査とあのイヤでたまらないマンモグラフィーでフォローしつつ、ホルモン補充はやることにした。
とにかくホットフラッシュによる睡眠障害という、今目の前にある問題から片付けよう。

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