タグ: ホットフラッシュ

化学療法(抗がん剤治療)

ddTC療法1クール1週目副作用

抗がん剤1クール1週目、2剤投薬後の様子。

1日中軽いむかつきを感じるが、吐き気という程ではない。制吐剤ノバミンとデパスを早速服用。デパスで眠気が来て寝てしまったことで、何となくむかつきはうやむやになってくれた。

そして、もういきなり食欲がない。
冷水にポッカレモンを垂らした簡易レモン水で水分補給。みかん缶、日清のトムヤムクンヌードル、生姜を乗せた冷奴を食べた。どうやら冷たいもの、酸味のあるものが食べやすいようだ。

投薬後4日目。
朝トイレに起きた時いきなり強い吐き気に襲われた。水にも薬にも辿り着けず、何とかトイレに駆け込み便器を抱え込む。結局えずくだけで吐かずじまい。急に立ち上がったことが刺激になった?
しばらくしておさまったので、そのまま昼まで寝た。今度はゆっくり立ち上がったがやはり吐き気に見舞われた。
そーっとレモン水を飲み制吐剤ノバミンを飲んでやり過ごした。
午後からは持ち直す。吐かなくて良かった。ずっと続かなくて良かった。

夕食は料理上手な男ニコちゃんこと夫が、ちらし寿司や春雨サラダと酢系のものを並べてくれたこともあり、お代わりまでしてたくさん食べることができた。

5日後以降は疲れやすさ、時々吐き気と言うほどではないむかつき、不眠、食欲低下くらいで、特別苦しいことはなかった。
それでも何やら分からない不快感で、寝ても起きても気分が悪い。
卵巣欠落症状から来るホットフラッシュ・動悸も頻回になり、ままならない自分の体をイラつく元気もなくただ持て余して過ごす。

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退院後

退院後: ホットフラッシュと謎の液体

退院後しばらくしてから、眠剤を飲んでも夜中に何度も目が覚めるようになってしまった。何だか暑くて布団をはだける。
そういえば日中も、気温に変化はないのに突然暑くなって汗ばんで、羽織り物を脱いだり着たりするようになった。

いよいよ卵巣欠落症状が来たらしい。 卵巣を取る=強制閉経なので、更年期障害の症状が出ると聞いていた。主な症状は
・苛々など気分変調
・骨密度が下がる
・急に火照りを感じる、のぼせる(ホットフラッシュ)
・動悸 などなど

ホットフラッシュは着ているものがぐっしょり濡れる程滝のような汗をかくイメージだった。
実際はそこまで激しくなく、急に暑く感じてほんのり汗ばむくらいなのでしばらく気付かなかったけど、そうかこれがホットフラッシュか。不自由という程ではないものの、地味に不快だ。

もう一つ気になることがあった。退院5日目辺りから、トイレに立つと当てていたシートに茶色い液体が付着しているのだ。古い血液を何倍にも薄めたような水っぽいものが。
次第に量が増え、薄手のシートでは受けきれなくなってきた。もう使うことはないから処分しようと思っていた生理用シートが必要かと考えていた矢先。

「何だこれ…!」
退院8日目の朝、起きたら薄茶の茶色い液体が大量に出ていて、まるで失禁したかのようにパジャマからシーツまでぐっしょり汚してしまった。
まだ動作がままならずニコちゃんに洗濯させる羽目になってしまい、猛烈に情けない気分になる。
痛みは特に感じなかった。
謎の水溶性帯下はこの日をピークに、その後もしばらく続いた。

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