ddTC療法4クール3週目: スキップすると言うこと

2015年1月20日、4クール3週目(day 15)、パクリタキセル単剤の日。

好中球は630L。お正月休みにせっせと貯めた白血球が早くも尽きたようだ。
「500以上はあるから打てるけど、次回2剤を打つために今回はスキップしましょう」と言われた。

スキップ延期は全く意味が違う。
延期は今回打てなかったものをそのままスライドして次回打つが、スキップは本当にスキップで、もう次回は4クール3週目ではなく、飛ばして5クール1週目になる。
つまり投薬回数が1回減るわけだ。

先生はカルボプラチンを重視していて、パクリタキセルは多少飛ばしてでもカルボプラチンの投薬ペースを守りたいのだという。

今回飛ばして来週打って、再来週また下がっていたらまたスキップするのか、と聞くと、悩むところだと言われた。
休薬週を設けず詰め詰めで打つ方が効果が高いと言われるが、若くて体力のある状態のいい人しか出来ない。そしてそれでも完走は難しいのだという。

抗がん剤を打ちたくはないけど、スキップと言われると何故かがっくりくる。計画通り治療が進まないことへの不安が拭えない。
休薬週を設けてゆるゆる打ちながら完走するのと、詰め詰めスケジュールにした挙句スキップしまくりで完走もできないのと、どちらが治療効果が高いのだろう。
まぁ先生はそういったことも比較検討した結果この方法を選んだのだろうけど。

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それはそうと好中球ずっと下がってるのに発熱しないで頑張ってますね、と褒められた。あたぼうよ。子供の頃よりずっとうがい手洗いを徹底してるんだから。人混みも避けてるし。

以前と比べると、最近は好中球減少で発熱する人が減少傾向にあるそうだ。近年マスクの品質が向上しているためと先生は見ているようだ。
でも発熱したら速効入院で抗生剤点滴です、インフル気をつけて、と毎回のように釘を刺された。これ以上余計な点滴はごめん被りたい。

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