2014年10月14日 初回TC療法前日入院続き。
夕方から外来化学療法室にてオリエンテーション。
ddTC療法は、初回はアレルギー反応などを見るために入院し、自分のベッドで投薬するが、残りは外来で行う。
外来では診察室ではなく化学療法室という専用の部屋に移動する。
中はだだっ広い大部屋の病室と言った感じで、通路を挟んでベッドや椅子が配置され、カーテンで仕切れるようになっていた。23人分スペースがあるそうだ。
ddTC療法の所要時間は、1週目2剤(カルボプラチン+パクリタキセル)の日は約2.5時間。
2・3週目1剤(パクリタキセル)のみの日は1.5時間。
備え付けのTVは視聴フリーで、本やゲーム機、飲食物も持込み可。トイレに行く時は点滴をモバイル仕様にするのでナースコール。
手順や副作用について丁寧に説明してもらえた。
パクリタキセルは水に溶けにくく、アルコールに溶かしてある。そのため1回分にウイークリー投与でビール250ml缶1本、マンスリーだとビール500ml缶くらいのアルコールが含まれていて、お酒に弱い人は酔ったような症状が出るらしい。
アレルギー対策の薬も抗ヒスタミン薬なので、相乗効果で猛烈に眠気が来るそうだ。
外来の時は帰れなくなるから、車運転して来ないでね、と念を押された。
手足の痺れは投薬1回につき大体5週間程残るという。酷くしてしまうと4年くらい残ることもあるらしい。下手するとずっと残るので、我慢せず早めに対処する必要があるとのこと。
吐き気は実際はムカムカ程度で、ゲロゲロ吐く人の方が少ないそうだ。
お酒に弱い人や、乗り物酔いしやすい人はこの副作用が出やすいらしい。…私じゃん。
食べられずにやせ細るイメージが強いが、副作用対策に入れるステロイドは体重を増やすらしく、太ってしまう人も結構いるとか。
看護婦さんは私を見て、でもまーあなたはどっちかっていうと痩せちゃう方かな、とのたまった。さようですか…。
脱毛は確実にする、と言われた。説明をしてくれたナースさんは、「私は何年もここにいるけど、TC療法やって脱毛しなかった人は1人も見たことがない」と言い切った。
抜け始めると早いから、早めに帽子やかつらを用意しておいたいいですよ、と。
3 Comments
そういえば、うちの犬もステロイドの薬を飲んでいた時、太った気がします。あと、喉も渇くみたいですね。
結局、副作用中に食べられるか、食べられなくなるかでしょうか。
治療後の私は、リンパ浮腫予防の為、体重維持を心掛けています。
薬は皆効能と副作用があるので本当に難しいですね。ステロイドも色々なイメージが着いてしまっていますが、抗がん剤の副作用を避けられるなら何だって飲んでやるという思いでした。
リンパ浮腫は皆さん苦労されているようですね。私は取らなかったのでホッとしている一方、本当に取らなくてよかったんだろうかという心配を抱えています。
ラブ・ノエルさんこんばんは。
抗がん剤については、程度の差こそあれ不快な経験が殆どですし、ネットを見ても楽しいとか気持ちいいとかいう話は聞かないので、不安がどんどん募ってきてしまいますね。
こういう時は薬をためらいなく使って早く楽になった方がいいですね(^_^)