日別アーカイブ: 2015年4月23日

化学療法(抗がん剤治療)

入院: 化学療法準備その2 オリエンテーション

2014年10月14日 初回TC療法前日入院続き。

夕方から外来化学療法室にてオリエンテーション。
ddTC療法は、初回はアレルギー反応などを見るために入院し、自分のベッドで投薬するが、残りは外来で行う。
外来では診察室ではなく化学療法室という専用の部屋に移動する。

中はだだっ広い大部屋の病室と言った感じで、通路を挟んでベッドや椅子が配置され、カーテンで仕切れるようになっていた。23人分スペースがあるそうだ。

ケモ室

ddTC療法の所要時間は、1週目2剤(カルボプラチン+パクリタキセル)の日は約2.5時間
2・3週目1剤(パクリタキセル)のみの日は1.5時間
備え付けのTVは視聴フリーで、本やゲーム機、飲食物も持込み可。トイレに行く時は点滴をモバイル仕様にするのでナースコール。

手順や副作用について丁寧に説明してもらえた。
パクリタキセルは水に溶けにくく、アルコールに溶かしてある。そのため1回分にウイークリー投与でビール250ml缶1本、マンスリーだとビール500ml缶くらいのアルコールが含まれていて、お酒に弱い人は酔ったような症状が出るらしい。
アレルギー対策の薬も抗ヒスタミン薬なので、相乗効果で猛烈に眠気が来るそうだ。
外来の時は帰れなくなるから、車運転して来ないでね、と念を押された。

手足の痺れは投薬1回につき大体5週間程残るという。酷くしてしまうと4年くらい残ることもあるらしい。下手するとずっと残るので、我慢せず早めに対処する必要があるとのこと。

吐き気は実際はムカムカ程度で、ゲロゲロ吐く人の方が少ないそうだ。
お酒に弱い人や、乗り物酔いしやすい人はこの副作用が出やすいらしい。…私じゃん。
食べられずにやせ細るイメージが強いが、副作用対策に入れるステロイドは体重を増やすらしく、太ってしまう人も結構いるとか。
看護婦さんは私を見て、でもまーあなたはどっちかっていうと痩せちゃう方かな、とのたまった。さようですか…。

脱毛は確実にする、と言われた。説明をしてくれたナースさんは、「私は何年もここにいるけど、TC療法やって脱毛しなかった人は1人も見たことがない」と言い切った。
抜け始めると早いから、早めに帽子やかつらを用意しておいたいいですよ、と。

にほんブログ村 病気ブログ 卵巣がんへ