入院(手術前日)

2014年9月8日初めての入院。能天気にもちょっとだけワクワクしている自分がいる。

10:00 手続きを済ませ病室に案内される。太っ腹な男ニコちゃんこと夫が過保護にも個室をとってくれた。1日¥14,000ちょい。聞いただけで具合が悪くなりそうだが、好きな時に入浴でき、洗面を独占できるのはありがたい。消灯になっても起きていられるし。

ナースさんが来て、身長体重血圧を測り、病棟のルールなどを聞きながらフロアをざっと見学。刑務所ってこんな感じかなとちょっと半笑いになりながらついていく。
緊急連絡先や簡単な問診をし、常備薬を預け、生活のしやすさに関する質問票に心配事や痛みの度合いなどを書き込んだ。

12:00 昼食。記念すべき病院食第一号だが、腹の張りが酷くておすましとマリネくらいしか喉を通らず。恐れていた程マズくはなくてちょっと安心した。
お膳を下げるや否や下剤が処方されてきたのでおとなしく飲む。食事も排泄も管理されて、家畜みたいだなとまたしても半笑い。

麻酔科の先生がベッドサイドに来て、麻酔の手順とリスクの説明。悪い歯やぐらついてる歯がないか確認された。全身麻酔の間は自発呼吸が出来ないので、器官に人工呼吸器を挿入する。その際弱っている歯が折れたり、喉を傷つけたりすることがあるそうだ。
入れ替わりに薬剤部の人が来て、飲んでいる薬やアレルギーの確認。

入院てこんなに忙しいのか。
パジャマに着替えるタイミングを迷う。まだ昼間だし。服を着たまま横になるのも妙なので、ベッドサイドに置かれたソファに座っていた。
ソファに座っている時誰かが来ると、相手を立たせたままだと偉そうな上司みたいだし、座ってもらうと狭いラブソファで見つめ合うことになるし、どうにも落ち着かない。
仕方なくパジャマに着替え、ベッドの上で正座して過ごすというわけの分からない状態に。

静かになったと思ったらナースさんが戻ってきて、剃毛とお臍の掃除をするという。こっこれが噂の… とにわかに緊張。浴室でするのかと思ったら、ベッドに横になったままだった。
つるつるに剃り上げるわけではなく、電動シェーバーでごく短く刈り上げるのみ。
お臍の掃除は綿棒とオイル?で。何でお臍の掃除するのか聞いて見たが、ナースさんも詳しいことは分からないという。ただ、昔は腹腔鏡手術の際おへその穴から術具を入れたので、そのための消毒の名残ではないかとのこと。
特に不快な事や極端に恥ずかしい思いをすることもなく、さらりと終了した。

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